【栃木市】今も蔵造りの建物が多く残り『蔵の街』としても名高い栃木市は、南部に渡良瀬遊水地、北西部には太平山やぶどう団地などの豊かな自然を抱えています。関東平野が一望できる桜とぶどうの里「大平町」のぶどうは町の特産品であり「大平町ぶどう団地」は北関東最大と言われています。
【岩舟町】※2014年4月に栃木市と合併
万葉集東歌で詠まれた「みかも山」を町の南西部に抱え、歴史と自然が息づく町。果物などの生産も盛んで、巨峰の収穫量は県内1位。(岩舟山は)ドラマや映画のロケ地として使用されることも多く、近年では、『ロケ地巡り』を楽しむ方も増えています。
自動車道佐野藤岡ICより約6分3.3Km
いわふねフルーツパークでは、いちご、ブルーベリー、ぶどう、梨、トマト、さつまいもなど、年間を通してさまざまな季節の果実や野菜の摘み取りの体験ができます。旬の手作りジェラートも人気の一品。また、岩舟ブランドに認定されている『花野果(はなやか)コロッケ』は地元産の野菜や特注の豚ひき肉が使用されていたり、地元の方たちに大人気です。
向かい側には、1年を通して、花や植物を楽しむ事の出来る『とちぎ花センター』があり、季節によって色を変える花たちとの記念撮影や、花を使って描かれる大花壇をご覧いただけます。
【まちの駅】として認定を受けている「プラッツおおひら」には、町内の名産品を販売する物産コーナーはもちろん、飲食店や交流サロンなど、地域の方々が利用しやすい施設がたくさん。お母さんたちのアイディアから誕生したエココロッケ『ニラコロ』もお召し上がり頂けます。
昔、”夜鳴きをするニワトリは不吉”とされ、太平山に奉納する風習がありました。
奉納されたニワトリの供養として『玉子焼き』と『焼き鳥』を、また、奉納米を粉に曳き『太平だんご』をつくり参拝客にもてなしたのが「太平三大名物」のはじまりと言われています。
現在は、太平山の茶屋10店舗で、それぞれ味付けの異なる「太平三大名物」をお召し上がりいただけます。
歴史と自然の息づく太平山には、約1,000段に及ぶ表参道の石段があります。石段を登ると1,700年余に及び、信仰され願い事の成就をねがう人々と神様との縁を結ぶ「縁結びの神」を祀る神殿へとつながります。
平安時代末、真言宗の寺として創建され、七不思議伝説が残るお寺です。そのうちの一つ「根なし藤」の伝説は、上田秋成作『雨月物語』の「青頭巾」にも記載されています。伝説の題材となった、藤の古木や井戸などが今も残り観光名所となっており、ボランティアによる無料観光案内もあります。
栃木植物園 「大柿花山(おおがきはなやま)」は日光連山の裾野に広がる大柿の郷。四季折々の自然が織りなす風景を大パノラマで感じる事の出来る場所です。野草や花・鳥のさえずりを感じながら里山の自然の散策でリフレッシュしませんか。