今も蔵造りの建物が多く残り「蔵の街」としても名高い栃木市は、西には「三毳山(みかもやま)」、「太平山(おおひらさん)」、南には「渡良瀬遊水地(わたらせゆうすいち)」など県南のシンボル的な自然景観と「渡良瀬川(わたらせがわ)」、「思川(おもいがわ)」、「巴波川(うずまがわ)」、「永野川(ながのがわ)」などの豊かな河川を有しています。また、北部から東部にかけては関東平野に連なる平坦地が広がり、県内有数の農業地帯でもあります。豊かな自然環境を活かした観光振興や、農産物などを活用した地域ブランドの活性化によるまちづくりを推進しています。
JR栃木駅・東武栃木駅より1.7km徒歩25分
武士から帰農して江戸時代慶長の頃、士豪として栃木に移住し、地域発展のために尽した岡田家。550年以上の歴史を持つ旧家です。長い歴史の中で、代々の当主が使用した品々、貴重な文献、美術品などが展示されている「代官屋敷」、文化財に指定されている「翁島(おきなじま)別邸」、四季折々の花や古木が楽しめる見事な庭園などが見学できます。
日光例幣使街道(にっこうれいへいしかいどう)は、徳川家康の没後、東照宮に幣帛(へいはく)を奉献するための勅使が通った道。両側には黒塗りの重厚な見世蔵や、白壁の土蔵群が残り、当時の繁栄振りをしのばせています。
明治時代の土蔵他5棟が「国の登録有形文化財」の指定となている、創業天明年間の味噌屋。昔は農家のおやつ替わりに作られていたという「いも串」は、味噌だれを塗って軽く炙った昔ながらの味。併設の味噌田楽店で堪能できます。
現在の栃木市役所別館。旧県庁跡地唯一の遺構である「県庁堀」は平成8年県指定文化財(史跡)に登録となっています。
巴波川(うずまがわ)沿いの白壁土蔵は栃木市を代表する景観。川沿いに続く長い黒板塀の中に軒を並べる8つの蔵は、江戸末期創業の木材回漕問屋で、現在は工芸品の展示や、人体型ロボットが語る蔵芝居などがお楽しみ頂けます。
栃木市に現存する蔵の中でも最古の土蔵群に属する蔵として、栃木の歴史を見つめてきた記念碑的な建物。約200年前に建てられた土蔵3棟を美術館として現代に甦らせ、栃木市ゆかりの作家の作品を中心に収蔵しています。
市内には、栃木市のB級グルメ『じゃがいも入り栃木やきそば』を提供するお店が多数点在しています。ホクホクのじゃがいもと、各店異なる味付けをご堪能ください。
市内には、栃木県特産品の「かんぴょう」を麺に練込んだ【夕顔ラーメン】を提供するお店が点在していますs。ツルっとコシのある麺はカルシウムや食物繊維が豊富に含まれている健康麺です。
船頭が歌う「栃木河岸船頭唄」を聞きながら、蔵の街並みを眺めれば、そこはまるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう!舟の上から眺める景色は、普段とは違った風情を感じさせてくれます。また、個性豊かな30人の船頭も名物の一つです。