伝統工芸②-鹿沼組子のご紹介

鹿沼彫刻屋台

鹿沼彫刻屋台


今日ご紹介する≪栃木県伝統工芸品≫は【鹿沼組子(かぬまくみこ)】。

栃木県の鹿沼市は木工技術も非常に高く、木工団地もある程、木工業が盛んです。
一説には、約350年前、日光東照宮造営のために全国各地から集められた職人がこの地に立ち寄り、その技術を伝えたのが始まりとも言われています。

江戸時代に作られた、市の文化財にもなっている彫刻屋台(ちょうこくやたい)をご覧いただきますと、
古くから優れた木工技術が受け継がれてきたことがお分かり頂けるかと思います。

組子とは、障子(しょうじ)などに使われる細かい部材(ぶざい)のことで、一般には桟(さん)と呼ばれるものより細かい部材のことを言います。 障子の格子(こうし)の部分を、職人たちが技術を競い合って細く、複雑にしていったものを組子と呼ぶようになりました。

細くひき割った木に切り込みを入れ、カンナやノコギリ、ノミなどで調節しながら、釘などを使わず手作業で組み合わせて何種類もの模様を作ります。

菱形(ひしがた)や升形(ますがた)の組子の中に花柄の組子を入れていくのが一般的ですが、
発想と技術しだいで、様々な模様を表現し小槌(こづち)や小判の彫刻を入れることもあるそうです。

代表的なものには「鹿沼組子書院障子(かぬまくみこしょいんしょうじ)」あり、栃木県の伝統工芸品に指定されています。

鹿沼組子書院障子

鹿沼組子書院障子

とちまるショップには、
お手頃な価格でお求めいただける組子体験キットコースターなどがございますので、是非一度お手に取ってご覧ください。
きっと、『組子の魅力』を感じていただけることと思います!

─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…
商品の一部は
◆とちまるショップ オンラインからもお求めいただけます◆
鹿沼組子 胡麻柄模様コースター・・・1800円
鹿沼組子 桜亀甲模様コースター・・・1800円
・鹿沼組子 体験キット・・1500円

カテゴリー: お知らせ   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>