日別アーカイブ: 2012/09/11

国の選択無形文化財に指定【烏山和紙】

烏山和紙は、奈良時代の頃より絶えることなく和紙が漉きつがれてきました。
しかしながら、盛んであった歴史と伝統に輝く「烏山和紙」の産地は消滅し、現在は福田製紙所の一ヶ所を残すのみとなりました。

烏山和紙を代表する「程村」紙は、≪(紙質の)強さと優雅さで有名≫で、
烏山近辺で産する楮を原料として漉いたもので、紙膚の緻密で厚手の紙であることが特徴といわれており、現在は国の選択無形文化財に指定されています。
また、県内の卒業証書や
山あげ祭りの山車(だし)にも、和紙がたくさん使われているそうです。

また、伝統的な美しさに加え、丈夫で質の高いことから、最近ではインテリアにも使われています。
烏山和紙を使用したデザイナーさんもたくさんいらっしゃいます。
便箋はもちろん、ランプシェードやキーホルダーブックカバーなどもございます。
お好みや用途にあった「烏山和紙」製品を手にしてみませんか。

≪写真/那須烏山市商工観光課様≫

カテゴリー: お知らせ | コメントをどうぞ